代表からごあいさつ

福島県キリスト教連絡会 委員長 木田恵嗣

主は私にその上をあちらこちらと行き巡らせた。なんと、その谷間には非常に多くの骨があり、ひどく干からびていた。主は私に仰せられた。『人の子よ。これらの骨は生き返ることができようか。』私は応えた、『神、主よ。あなたがご存じです』」(エゼキエル書37章2、3節)

復活の主の御名をほめたたえます。
2011年3月11日、福島県は地震と津波と原発事故の大きな被害を受け、現在もその被害の中にあります。 そのような中で、私たちは、2011年11月14日に「福島県キリスト教連絡会=Fukushima Christian Conference=FCC」を立ち上げて、県レベルでのキリスト教支援活動の情報交換と支援協力を行ってきました。 FCCは現在は県内の支援活動をおもに行っていますが、実は震災前より県内のいくつかの教会と牧師たちより設立の声は上がっていました。

その後は、「福島県放送伝道を支える会」の委員会の日とあわせてFCCの委員会をもってきました。 この委員会には、県内で支援活動をしている各地区の支援団体と、県外より福島県に支援活動をしてくださっている各支援団体などにも声をかけ、福島県内各地区の被害状況や支援活動報告、支援活動予定と協力要請など、情報交換と支援協力の場をもってきました。

また、特別に放射能被害下にある地域の子供たちのための「こどもプロジェクト」、なかなか支援の手の届きにくい「相馬・南相馬地区仮設住宅支援プロジェクト」を立ちあげ、専任のスタッフを置いてこれに当たっています。 また、2012年10月7、8日には、福島県内のキリスト教会に案内を差し上げて、できるだけ多くのクリスチャンに集まっていただき、震災と放射能被害についての声を記録する「福島の震災を語る会」を準備中です。

 福島県の災害は、震災被害だけではなく放射能被害も含めた深刻な被害です。 県内の被害状況をかんがえると、それは冒頭の聖書箇所のように、あたかも「その谷間には非常に多くの骨があり、ひどく干からびていた」というような「死の谷」のような状態が続いていると思います。 私たちは支援活動に携わりながら、幾度となく「これらの骨は生き返ることができようか」という苦しい問いが心に湧いてきます。預言者エゼキエルは言いました。「神、主よ。あなたがご存じです」と。そして、この聖書では、死の谷いっぱいの干からびた骨を、神がよみがえらせます。 人間の目から見たなら、今の福島の状況は絶望してしまうぐらい深刻なものにしか見えないかもしれません。 けれども私たちクリスチャンは、信仰の目をもって神を見上げます。死の谷の干からびた骨をよみがえらせる力をもっておられる復活の主を見上げます。 そこに私たちは希望の光を見いだすのです。そして、その神への信仰と希望に立って、私たちFCCは福島県の復興のために協力して支援活動を行っています。 FCCの働きのために、お祈りとご協力をよろしくお願いいたします。

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